いんちき釣師の奮戦記番外編・北海道 道の駅スタンプラリーの旅
ちょこちょこスタンピング
【7月31日】1箇所スタンプ!
【札幌-長沼-札幌】
 7月31日。お仕事そこそこに(まぁ一段落したので)、長沼温泉へマッタリしに行くコトにした。札幌市内からちょっと贅沢して高速道路を使って行った。いやーちゃんと地図等を見ていなかったので、長沼温泉&マオイオートキャンプ場が道の駅【マオイの丘公園】と同じだと思ってた。近かったから良かったけど。そういえば一部道の駅関連HPで記載があった「むかつくおじさん」の姿が見えずほっとした。長沼温泉もまったりして良かった。平日はやっぱり空いてるね。札幌から一番近い道の駅かな?中山の方が近いか・・・ここの道の駅の産直市で購入したある「トマト」が異常においしく、びっくりした。
このトマトを買いに来るだけでも値打ちあるねって話していた。なんてゆー銘柄だったかなぁ。小さくてラグビーボールのようなフォルム。んーなんだっけなぁ・・・と、ここで「道プレ」の存在に気が付く。面白そうと買い始めるが、ここまで買ってない所はどうすればいいの?



【8月2日】3箇所スタンプ!
【札幌-室蘭-伊達-大滝-札幌】
 8月2日。釣り&スタンピングで室蘭方面へ。早朝札幌を出発し、室蘭で釣り。雨に負けてギブアップ。道の駅【みたら室蘭】へ向かう。白鳥大橋の直ぐ側でヨットハーバーなんかも目の前。食堂に水槽があり近くの海で採れる魚が元気なく泳いでいる。なんか食べてしまうより可愛そう。さすがに室蘭。白鳥大橋の詳細なデータなどが展示してある。入り口側の通路には「なんとかさん」寄贈の道の駅スタンプ一覧が展示。興味深く拝見した。まだ行っていないトコロ、もう行ったトコロ、それぞれに面白い。

 海沿いに【だて歴史の杜】へ。歴史っていうのは言い過ぎ。また大雨で施設へは行かなかった。なるべく建物の近くに車を止め“ももすけ”をスタンピングに派遣。スタンドのようだ。便利。お城をイメージした建物で時代祭りなんかの会場になったりするらしい。
 早朝の出発だったので少し眠い。ここで何度か立ち寄ったコトのある伊達温泉で大休止。“ももすけ”は初めてだったのでそれなりに喜んでいる。釣りに付き合わされて迷惑顔だったからね。入場料も安いし、割といいお湯。日曜日だとたまに、カラオケ大会に巻きこまれうるさいけど、この日は静かだった。一度泊まりに来てもいいね なんて話してたけど、なかなか実現は難しいだろうな。だって休みがあって温泉に行きたい。って計画を練るじゃない?普通、そういう時って「定山渓」だったり「洞爺湖」だったり「登別」だったりでしょ?わざわざ伊達温泉って選択は難しいな。何日か泊まり歩いてその内の1っ箇所だったら有り得る。悪いところじゃないんだよ。ただちょっとねぇ・・・

 大休止後、【フォーレスト276大滝】へ。近くを流れる美笛川に釣りに来た時なんかに利用したことある。すごく立派。これでもかって位お土産コーナー。アイスも特産品のキノコもいっぱい。トイレが一時期話題になった。1億円のトイレ。トイレの前にはピアノが置いてあって、自動演奏している。味見したキノコ汁もおいしく頂いて、今まで訪れた中では最高得点かな?
 帰りは支笏湖を回って帰る。雨の後じゃなかったら竿を出してみたいポイント一杯だけど、まぁ雨の後だし、隣の“ももすけ”もうるさいし、我慢して帰るか。



【8月5日】4箇所スタンプ!
【札幌-日高-占冠-歌志内-札幌】
 いいお天気と、仕事が暇という追い風を受けて急遽、スタンピングの旅へ行く事にした。計画としては「歌志内の道の駅で温泉に入る」ことを主眼にしたい。まぁ・・・無理かな。
 高速道路で夕張まで向かい、【樹海ロード日高】へ。ここも蕎麦が有名らしいけど混んでる。ヤマメの天婦羅蕎麦がおいしいんだって。ヤマメは渓流釣りをする人なら食べる機会が多いけど、釣りをしない人って、あんまり食べないでしょ?売ってないし。樹海ロードは割りとタイトな山道で十勝方面に抜けるには通らなければならない。お昼だったのでお腹がすき、道の駅の蕎麦屋は諦めたので同じ蕎麦繋がりで近くの蕎麦屋さんに入った。・・・早く帰れの勢いで無愛想。味はまあまあなのに、台無し。「時給には愛想良くする分までは入っていない」てな態度の店員を後にし
【自然体感しむかっぷ】へ向かう。しむかっぷ!難読な地名の一つだね。しむかっぷ。小学校の時の社会の授業で郷土史を習ったとき、開拓の困難さや、現在の北海道の問題点なんかを習うんだけど、其の中で占冠は紹介されている。現在はもちろん、そんなことは無いんだろうけど当時、20年位前かな、占冠は冬、陸の孤島となり行きかう手段がない。氷点下は何十度にもなり住んでいる人達の苦労は並大抵ではない・・・ってね。寒さは変わらないだろうけど、今は冬行けるんだよね? 道の駅はちょっと変わっている。ショッピングモールなのである。しかも普通に。お土産とか特産品とかじゃなく、床屋とか写真屋とかクリーニング店とか。もちろんお土産も売ってるけど、食堂も特に特産品を生かすでもなく普通。地域密着型だな。で、自然体験はどこでさせてくれるの?

 自然体験は今度ゆっくりすることにして、【南ふらの】へ。
【南ふらの】へ向う道の途中でキタキツネの子供に出会う。車を止めドアを開けると中に入ろうとするくらい人懐っこかった。 ちなみにこの道、ひどい「砂利道」でかなり急な「山道」。“ももすけ”の適当なナビのせいで車も“いんちき釣師”の心も痛んだ。 野生動物にエサはあげない方が良いのは分かっているけど、何かあげたくなる。
 南富良野町って言うのがちゃんと有るんだね。富良野じゃなくて。近くのかなやま湖に生息するイトウ、ニジマス、ウグイ、コイなどが入り口正面の巨大水槽に入っている。でけー。イトウ。アイヌの伝説では「ヒグマを食べるところを見た」って言うのがあるそうだ。それはちょっと・・・と、思うけど、兎に角日本最大の淡水魚で、1937年に十勝川で全長約2.1メートルのイトウが捕獲されたことがあるという、魚。
そんなの釣れたらおおごとだ(笑) ラベンダーのお土産なんかを買ったりしてしばし楽しむ。

 なんと言うことの無い道を通って【うたしないチロルの湯】へ。チロルとはアイヌ語で「熱いお湯」っていう意味か?なんて想像してたけど、実は
“スイス・オーストリアのチロル地方によく似た景観、気候風土”だからなんだって。すこしズレてるんじゃない?? あんまりなネーミングだ(笑) “いんちき釣師”はこういうのが「ツボ」なので爆笑。 それが正しいネーミング方法だと、「この山は札幌の藻岩山に似てるから藻岩山」「この川は信濃川に似てるから信濃川」って付けていって、最後にはなにもかも他の土地の名前になっちゃうべさ! まぁまぁいいか。道の駅は閉店間近ということも有ってか、閑散としている。売店のふっくらしたお姉ちゃんの睨みつけるような視線が痛い。特に買うものも無く、スタンプを押してこの日のスタンピングを終了した。
 帰りは高速を使い、札幌へ。当初計画していた「歌志内の道の駅で温泉に入る」と言う企図は、やはり脆くも崩れ去った。だいたいがそんな人生。

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